想像の中で世界を汚く変えてしまわないで。

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今年もまた新しい学びが進んでいる。
偶然もたらしてもらえる知識に日々わくわく。。楽しく幸せなことだ。
家族といつも、空を見上げ、その幸福を喜ぶ。
ただあたたかいパジャマを着ていたり、小さな珈琲を手に持つだけなのに。

心から湧き出る喜びや幸福感は、そんな小さなひとひらにある。
寝る前のひととき、美味しいご飯、新しい靴。。
お仕事や高級な出費などのぐわっとした喜びや興奮とは違う
すぐに流れゆく一瞬の気配。
お湯に触れるように、感じるけれど後から振り返って噛みしめないような温かさ。
けれどそれに触れられる当たり前の流れゆく幸福は、
今住む世界を取り仕切るくらい大きくその場に蔓延するエネルギーなのだと思う。

思いの風が中心になって、また同じ気配の新しい何かを巻き込んでゆくのが、きっと人生。
見えない気流をもっと意識的に捉えてみる。
見えない気配を見てみる今。
今年は、そんな見えない気配である願いや慮りに
敢えて彩りをつけるような、はじまり。

見なければ見えない配慮は、逆の色に捉えることさえできてしまうほどあいまいなもの。
大きなエネルギーさえ、見ると選ばなければ、何もないのと同じなのだった。

例えばお仕事においても配慮やサポートとは、感じるでしか捉えられない。
それを代償するために、お代を使ってやりとりをするけれど
お代という産み出した物そのものではなく、対象の物のやりとりはますます
配慮を掴まなければ、かなり曖昧なイメージになってしまう。

産み出した物を媒体に使わないなどになると、ますます対価を消すことは選び易い。
対価を消すと決まると、産み出した物へ決まっていた対価を求める行為さえも
強欲と捉えられてしまうほどになる。

本当の強欲とは、対価を受け取ろうとする方だろうか、対価を出さないと決めた方だろうか。

背景も配慮も見えないから、
目立つ「行為」というものしか捉えられないのが、人間の目であったりする。
目立つ隆起だけでつい判断してしまう。
見えない影にある部分や、気配は、見ないままでいられてしまう場面は
なんと多いことか。

絵画の中の世界のように、全てに色が有り、全てを捉えることができるアートセラピーの手法は
形ないもの、普段は見えないものへ色を付けるという意味でも、とても理にかなっていて
分かりやすいのかもしれない。

今年はもっと世界を色付けてゆきたいし、そう見てゆきたい。
そう願った途端、自分の世界の隅々の色がくっきりと光を放ち始めた。

アートセラピーは、最初にその色を付けようとした慮りや、協調性、周囲とのコミュニケーションを
思い出させてくれる方法だった。

自分が何色を選び、何を構成しようとしたのか
多くの人が自信を持って、その最初の衝動を思い出していってほしい。
それは誰だって、アートを創ろうとしてるから。

絵が壊れたって美しく仕上がったって、それは全てアート。
どの色1つがわるいこともないし、敵味方もないはず。
どの色が悪でどの色がヒーローなんてないはず。
美しい色を付けたいと全てのものに、思ったはず。
それがどんな仕上がりになったって、その断片ひとつひとつに素の願いがある。

観念で捉えるだけでは、頭の中でどんどんイメージが変わっちゃう。
あたたかい色も優しい協調も、イメージだけではいつのまにか別の彩りになってしまったりする。

最初に色付けした素の世界観を、わたしは汲みたい。

誰だって最初に戦争や汚れた世界は創ろうとしてない。
欲や破壊から構成しない。
観念が有り想像力の無い今が、元々あった景色をイメージの中で都合よく変えてしまうだけ。
自分だけが守られ他者が正しくない世界なんてないはず。

絶対に、はじまりは全て美しい。
全ての彩りは綺麗に浮かび上がるものだと思う。
まるで朝陽を受けた早朝の草原みたいに。
海の波、ひとつひとつの帯みたいに。
夕陽に暮れなずむ空みたいに。

本当の世界を,途中からイメージの中で変えてしまわないように。
悪者や敵や残念や困ったものが蔓延する世界に想像の中で変えてしまわないように。
誰だって助けられていて守られていて愛されている。
誰だって、人を助ける、守る、愛する世界を構成したいと願って、取り組んでいる。

そんな本来の、優しく静かであたたかい景色をたくさんたくさん汲んで
たくさんたくさん残してゆきたいな。










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by arica_11 | 2018-01-14 18:15 | nekkonoarika | Comments(0)

Gallery & Art therapy room atelier yufu taratineにて、風景画と人物画で表現するアートセラピー活動も行っています* http://nemotyucac.exblog.jp


by arica_11