紫のひと。

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2012年の祖母が元気なうちに会いに行けたのはよかったな。
結果的には2013年に帰京した時に伺っても、祖母は元気なままだったけれど。
だから、嘘を言ってもらえてよかった。
それはもうただ、良いものに変わった。

そして当然、無理なんてすることなかったし
人の言葉をまるごと信用することはないことも、教えてもらった。
それを知るためにわたしは無理をしてお見舞いに行って
人を信用してみたの。
でも祖母にはその頃はもう危篤ではなく、歩いてホームの一階迄出迎えてくれる程だった。

わたしがすることは、人の快復を喜ぶだけなんだと気付いて
遠方の人へは、無理して見舞わなくても大丈夫だよと伝えたいんだとわかった。
大丈夫だよ、いつでも繋がっているんだからと肩を抱いて。
無理なんてしちゃいけないと言って。
いつでも伝えるからと。心でだっていつでも会えると。

かつて危篤だったからといって
快復したタイミングで危篤のとき会えなかったことを悔やまなくて全然良い。
快復したら、よかった〜でいい。
そしてお金と時間の余裕のある時に、遠征したらいい。

九州から神奈川、東京そして栃木、そしてまた東京で帰宅の三日間のスケジュールを組んで
体がぼろぼろになったかつて。
もうそんな無理はしないから、わたしは風邪もひかなくなった。
ときどきデトックスの期間があるけれど
動けなくなることはもうしばらくしていない。

祖母はここしばらく女学生の気配だったけれど
今は天に上昇して、よかったね〜楽しかったね〜がんばったね〜って労われている。
これがしたかったことなんだと言っている。
やっと彼女の本当の姿がわかった。
美しい十代の歌好きな少女と、大きなうしろの気配と
十代からの80年と。
絶妙なバランスで、わたしたちを指導するために、采配して過ごしてたのだ。

すごいなーこっからが本番だねと思えて
ぐうっと近くなった気がした。
今の方がずっといいじゃない?

新しいかっこよさが見られた気がした。
本当にびっくり。紫のひとは本当だった。

そしてこりゃーおじいちゃんも大変だったねとも思えた。

素敵な姿のおばあちゃん、大好き!

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by arica_11 | 2016-12-06 02:36 | nekkonoarika | Comments(0)

Gallery & Art therapy room atelier yufu taratineにて、風景画と人物画で表現するアートセラピー活動も行っています* http://nemotyucac.exblog.jp


by arica_11