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プレゼントには決して不安を含ませないように

やたらアクセスの多い記事。。
これを書いたのは、ある常連だったカフェのクローズに合わせて
場所を数人で借りて展覧会を催し、レンタル代や飲食代の少しでも足しになればと
企画した際のことがきっかけだった。
カフェのみなさんとの思い出を、許可を得て展示したりしたが
安くはないレンタル代、ポスターなどを限定販売などにして循環を試みたりもしていた。
そういったことを、仲良くしていたカフェ店主が最後の最後に
「人様を売り物にした!」とお怒りになられ
レンタル代は受け取っても、こちらの補填は否定、
写真も絵も無償提供になり、
提供の約束のない絵も今も返ってきていない。

彼の最後の言葉は、本質で、甘えであったと
今は感じる。
ずっとサポートしてきたお客さんだった者たちを
怒って縁を壊して、お金や作品だけ受け取っていった。
人様とは、なんだろう。
作品や、お客さんだって、人様だ。
それらを感じられず、自分たちだけを人様という感覚をこの時に目にして
それまで助けられ支え合っていても、どうしても「自分だけが受け取る立場なんだ」という意識が消えない感覚を
見させていただいた。

甘えたい気持ちは、欲とも言える。
最後に彼が欲を心の底から表現できたことは、彼にとってはよかったことだったのだと
今は感じられている。

私たちははいつも大変だという言葉を信じ、助けやサポートになればという願いを込めた機会を作った。
もちろん無理はできないから、循環を考えつつ。
でも時に人は、循環さえ許さず、自分のところだけに流れが集中することを渇望し、
無理やり奪って道を壊してしまうことがある。
それら破壊を当時、呆然と見つめ
当然当初は記事にもあるように罪悪感をまとってしまったが
今は、人の罪悪感を動かす方法を見させてもらった機会として、また甘えの形を見させてもらった機会として
なるほどと学びの中の一つとなっている。

先日道端で彼に会ったようだったが、わたしは顔がわからなかった。
別人のようにしか見えなかったから。
そうやって、奪い壊すことを厭わない欲は
美しい顔を変えてしまう。

そして、助けやサポートになればなんて思いがいかに
必要ない思いであるか、つくづく理解できた出来事だった。
大切な思いでもあるけれど
本当に大切なのは、自然に動いてしまうその行動を選んだことと
何が返ってきても関係のないことだというのを
理解することだ。
サポートになったとしても、ありがとうが返ってこないことに
ショックを受ける必要なんてない。
奪って壊されたとしても、関係のないこと。
しかし、自分の思いだけは、ただ大切に守っていい。
それがこの記事に書かれている、心からの思いだ。

自分自身の思いを、自分自身が受け取ることが大切なだけ。
そこからのみ、ずれることのないよう。
軸を知ることとなった、出来事のひとつ。









プレゼントとは、用意した者が得を得ようなんて発想はなく作られている。
それがプレゼントというものであり、愛情や思いやりや感謝の気持ちを形にしたものだと思う。

膨大な時間も大量の数も多めの予算も
プレゼントだからこそ、膨大な手が込められるわけで
相手の喜ぶ顔が願われている。
だからこそ逆に、そのプレゼントで相手に怒りが生まれるならすぐに
手を引けるくらい、相手に対する愛情もそこにはある。

それらは決して、人々の怒りを生みたいために作られたのではないから。

与える方が予測できる反応を求めて、差し出すわけではないプレゼントの
一番の願いは相手の喜びであり、安心だ。
その時一番大切なのは
相手の気持ちだ。

しかし完全じゃないわたしたちは、安心を願っていながら、相手を不安にさせて
作った意味も真逆に捉えられてしまうことさえある。

だからこそ基軸に思いやりを携えて選んでゆくことが大切なんだろう。
失敗や問題が起きた時、原点に帰れるから。
思いやりに立ち返れるから。

相手を大切に思う気持ち、感謝を伝えたかった思いが根底にあれば
失敗や問題の起源も見えてくる。

思いやりとともに、基軸に安心感を持つことの大切さを重視できる。

人に差し上げるものとして、思いやりや愛情よりもっと重要なのは
安心感なんだろう。
安心感が含まれてなければ、用意した方は手渡さない、受け取る方も受け取らない選択をしていいと思う。

誰だって不安の受け渡しなんてしたくないのだから。

プレゼントを用意した方、手に取る方の、感謝や欲や得
そういった派手なものにぼんやりとした不安は霞んでしまって
後から気付かれ、
そこにあったさまざまな思いやりはかき消され、
ひとつだけの印象を残すほどなんだろう。

不安こそ、人にとって何よりも大きな影響を残すものなのかもしれない。
不安をこさえない気配りと、不安をこさえたときの反省は忘れてはいけないな。

でもたった1つ声を大にして言えることは、
「そこにはあなたを不安にさせたい願いは決してないんだよ そんなのを絶対願わないのがプレゼントなんだよ
だから安心して受け取って」と
心から伝えられる真実の思いなのだろう。








by arica_11 | 2015-06-11 16:39 | nekkonoarika | Comments(0)

Gallery & Art therapy room atelier yufu taratineにて、風景画と人物画で表現するアートセラピー活動も行っています* http://nemotyucac.exblog.jp


by arica_11